転職活動をするなら、求人の案件数も1つのポイントになる。
求職活動するなら、求人数が多い時期に行いたいと望んでいる看護師も多いが、案件の数は時期によって異なるのが現状だ。求人が比較的多いシーズンもあれば、その逆もある。
多くの病院では新卒者の入職が増えるため、4月に人材が増える傾向がある。中途採用も同様の傾向がある。
ということは、病院としても4月に人材を確保するために採用活動を行う訳だ。それを考慮すれと、4月直前などの時期は、求人の数が多いと思う人も多いだろう。
しかし、実際には4月直前に転職活動をしているようでは少々遅いことが多い。4月直前では、すでに採用活動が終了している傾向があるためだ。
と言うのも病院は、入職者が増えると見込まれる数ヶ月ほど前に採用活動を行っている。4月直前に人材を確保しても、病院の受け入れ体制が整っていないことも多い。入職者の研修に関する準備を含めて、やるべきことが多々あるためだ。
ある程度は時間的余裕が必要なので、実際は12月や1月に人手を確保するケースも多い。そのため年末年始は、看護師の求人数も増加する傾向がある。
また、1月頃も求人が増加するケースが多い。多くの病院では、12月頃にボーナスを支給する。ボーナスを受け取ってから退職する看護師も多いので、1月は人手が不足する傾向がある。そのため1月の3ヶ月前である10月も、求人の数は増えやすい。
以上のことから、4月や12月などの時期に入社したいのなら、その3ヶ月程度前から転職活動を行うのが望ましい。